総幼研ブックレットの詳細

【29号】総幼研の音楽活動

【目次】
1 音楽活動の目的
2 やさしい声を出す
3 生命と音楽
  リズム・メロディ・ハーモニー
4 仲間と共に歌う
5 総幼研園の音楽行事
6 日課・課題活動から、表現活動へ
7 「体験」を「経験」に
8 音楽は「共に生きる」喜び

【発刊】2023年12月
【著者・発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】音楽活動、情をはぐくむ、生命の鼓動、情感、共感力、仲間、園行事、園生活の見晴らし台、日課からの積み重ね、協同性、世代間の継承、歌い継ぐ心
【概要】31頁
幼児期における音楽活動の意義とは何でしょうか。子どもの発達原理を土台に、必要な環境とは何かを明らかにし、そのうえで音楽活動の重要性を解説します。また、そこに絡めて、日課活動と園行事のつながりについても言及します。(今号は、過去のブックレット内容を再構成のうえ、加筆修正したものを掲載しています)

【28号】家庭ではぐくむ生活習慣
ー育児は育自ー

【目次】
1 生活習慣は子どもの資質を高める
2 美しいあいさつの心
3 食育の基本は和食
4 はだし・薄着の習慣
5 読み聞かせで脳を育てる
6 育児は育自

【発刊】2023年2月
【著者】秋田光彦
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】生活習慣、家庭、あいさつ、食育、はだし、薄着、読み聞かせ、親子生活、習慣、育児、親になる
【概要】31頁
生活習慣とはしつけだけではなく、子どもの資質を高めるものです。園生活ももちろん大事な生活習慣の場ですが、
改めて「家庭」に立ち戻り、秋田会長がそのたいせつさを説きます。

【27号】ことばを育て、ことばで育つ
ー家庭と園ではぐくむ「こころの器」ー

【目次】
1 ことばクライシス
2 なぜ「ことば」育てが重要なのか
3 あそびだから、ことばが身につく
4 拠り所となることば
5 仲間集団が個の力を引き出す
6 共鳴、共感、共体験
7 ことばの力は親子生活から

【発刊】2022年11月
【著者】秋田光彦
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】コミュニケーション、あそび、ことば、リズム、仲間集団、個の力、共鳴・共感・共体験、親子生活、つながり
【概要】31頁
コロナ禍で長引くマスク生活により、子どもたちのコミュニケーション能力や言語機能への影響が懸念される中、
総幼研園で、ご家庭で、はぐくみたいものについて。「いま、できること」を考える1冊です。

【26号】「楽しさ」の総幼研教育

【目次】
1 大谷選手のゴミ拾い
2 内発的モチベーションとは
3 「楽をする」と「楽しむ」は違う
4 3つのプリンシプル
5 子どもの「楽しい」を引き出す教育
6 ひとりではできないことがみんなとならできる
7 リズムとテンポとくり返し
8 誰でもできる基本を継続する

【発刊】 2022年2月
【著者】秋田光彦
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】内発的モチベーション、楽しい、本性的欲求、動き・ことば・リズム、リズムとテンポとくり返し
【概要】28頁
子どもにとって本質的な「楽しさ」とはどういう事なのか。総幼研教育がその「楽しさ」の根っこをはぐくむ活動であることを明らかにすると共に、内発的モチベーションが支える「楽しさ」の教育を紐解きます。

【25号】子どもの「動き」を見つめ直す

【目次】
1 子どもたちの拠り所
2 子どもの肥満とうつ症状
3 運動こそ知的発達の原動力
4 IQよりも実行機能
5 動く保育
6 子どもの動きをはぐくむ2つのポイント
7 機能を使ってこそ楽しい
8 動きのある暮らし

【発刊】 2021年11月
【著者】秋田光彦
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】日課、知的発達、実行機能、動き、機能快
【概要】28頁
コロナ禍での運動不足がもたらす子どもの健康への弊害に言及した上で、幼児期の運動が体力のみならず知的発達そのものに影響があることを明らかにする1冊です。

【24号】「動きとことばとリズム」がはぐくむ人間力 コロナ時代のコミュニケーション能力

【目次】
1 就活とコミュニケーション能力
2 なぜ「コミュ力」の低下なのか
3 コミュニケーション能力は非認知能力
4 日課こそ、コミュニケーションの広場
5 共感、共鳴、共体験
6 動きとことばとリズム
7 読み聞かせは親子一生の絆

【発刊】 2021年2月
【著者】秋田光彦
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】日課、非認知能力、コミュニケーション、リズム
【概要】28頁
コロナ禍でのコミュニケーション不足の実態を明らかにした上で、園生活において、乳幼児期に「動きとことばとリズム」ではぐくまれる人間力について考える一冊です。

【23号】コロナ時代と総幼研教育 子どもの発達をはぐくむ3つの役割

【目次】
1 子どもの発達に「自粛」はない
2 家庭教育の緊急事態
3 園生活3つの役割
4 園のあそびでなぜ夢中になれるのか
5 あせるな、いそぐな、ぐらぐらするな
6 ふれあいはなくならない
7 生活リズムの獲得
8 失ってからたいせつなものを知る

【発刊】 2020年9月
【著者】秋田光彦
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】家庭教育、あそび、社会性、リズム
【概要】28頁
「園生活の役割と家庭教育」をテーマに、コロナ禍の自粛生活における実態を通して乳幼児期の健やかな育ちの保障について考える1冊です。

【22号】育ちあう心の教育 幼児の自制心を考える

【目次】
1 ラグビーと自制心
2 がまんできた子とできなかった子
3 実行機能は3歳以降が黄金期
4 なぜ子どもはがまんできないのか
5 しつけカレンダーと生活目標
6 瞑想が自制心をはぐくむ
7 アクセルとブレーキ
8 家庭で自制心をどう育てるか

【発刊】 2020年3月
【著者】秋田光彦
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】瞑想、がまん、しつけカレンダー、自制心
【概要】28頁
テーマは子どもの自制心。「子どもの心」に焦点をあてて、日課活動や体育ローテーション、瞑想といった総幼研の活動からどのように「自らを制する力」がはぐくまれるのかを明らかにした1冊。

【21号】乳幼児期のからだと動きを考える スマホ時代の身体活動

【目次】
1 スクリーンタイム
2 国際機関であるWHOの警告
3 外で遊ばない子どもたち
4 スクール・オン・ザ・ムーブ(動く教室)
5 うたこそ美しい律動
6 「多様な動き」を実現する
7 身体の機能を活かしてこそ楽しい
8 動きとコミュニケーション能力
9 自ら動く親であれ

【発刊】 2019年10月
【著者】秋田光彦
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】スマホ、体力、身体活動、コミュニケーション、お手伝い
【概要】28頁
テーマはからだ。スマホ時代における子どもたちの身体活動の重要性を紐解き、日課活動や体育ローテーションといった園活動による総幼研園の子どもたちの育ちをあきらかにした1冊。

【20号】根っこの力がはぐくむ園生活の花 総幼研教育と園行事

【目次】
1 UNDOKAI W杯
2 四季を通した伝統行事
3 喜びとやる気をどう引き出すか
4 日課・課題、そして表現
5 「体験」と「経験」に
6 ひとりは、みんなと育つ
7 園と保護者の信頼こそ

【発刊】 2019年1月
【著者】秋田光彦
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】園行事、UNDOKAI、コミュニケーション、表現、体験、経験
【概要】28頁
テーマは園行事。園における行事の基本的な意味合いを紐解き、行事を含めた園活動による総幼研園の子どもたちの育ちをあきらかにした1冊。

【19号】AI時代を生き抜く総合幼児教育

【目次】
1 AI時代を生きる子どもたち
2 脳科学と幼児教育
3 誰もが豊かな能力を潜在している
4 あたま・こころ・からだの全面発達
5 みんなと動くから、楽しい
6 ことばの真心にふれる
7 生活のリズムがあって安定する
8 人間性の基礎基本をはぐくむ

【発刊】 2018年10月
【著者】秋田光彦
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】AI、総幼研宣言、協働性、知情体、ことばの真心

【概要】36頁
AI(人工知能)時代の中、当会の原点となる『総幼研宣言』から、幼児期にたいせつな「人間性の基礎基本」とは何かについて深めていく1冊です。
『総幼研宣言』とは総幼研の先生方にも馴染みある当会のミッションであり、ホームページにも掲載されています。
はじめて総幼研の教育を知る人にも読みやすい内容になっています。

【18号】動きと身体 体育ローテーションが育むもの

【目次】
1 トイレでしゃがめない子ども
2 体育ローテーション 3つの魅力
3 集団あそびと機能快
4 目には見えない非認知能力を育む
5 身体で「美」をしつける

【発刊】 2018年3月
【著者】秋田光彦
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】 身体、ロコモティブ・シンドローム、動き、潜型の教育

【概要】28頁
メディアでも取り上げられている日本の子どもたちの身体能力の深刻な状態を切り口に、「身体」について紐解きます。
体育ローテーションの魅力についても大きく3つ取り上げ、「動き」に対する当会の考えや取り組みを紹介しています。

【17号】 子どもの語彙力を育む 総幼研教育と読解力

【目次】
1 AIよりもなぜ読解力なのか
2 語彙力が低下しているわけ
3 あそびだから、語彙がつく
4 集団が、個の力を引き出す
5 読まれるべきことば
6 響き合う「知識」と「感覚」
7 語彙力の大本は家庭生活から

【発刊】 2017年10月
【著者】秋田光彦
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】 AI、ことば、語彙、読まれるべき言葉、活字離れ

【概要】28頁
「語彙」「AI」といった切り口から、「ことば」をテーマに紐解きます。子どもが家庭や園生活を通して言語感覚を身につけていくためには何が必要なのか……。
総幼研園での日々の生活や日課活動で引き出される子どもたちの可能性はもちろんですが、やはり家庭生活での親の心情やまなざし、ふるまいなどが一体となって潜在意識に深く記憶されるということを忘れてはならないということを本書は気づかせてくれます。

【16号】 生活習慣と日課活動

【目次】
1 生活習慣とリズム
2 就学前に最もたいせつな教育
3 家庭での生活習慣
4 日本人の生活習慣
5 道を極めた人の習慣術
6 生活習慣にみる日課活動の意義
7 目によらしむべし

【発刊】 2017年3月
【著者】総合幼児教育研究所
【発行】総合幼児教育研究会

【キーワード】深夜、生活習慣、成長ホルモン、リズム、体内時計

【概要】28頁
深夜のコンビニやファミレスなど、世の中が夜型の生活になってきていることを受け、幼児期の生活習慣の重要性を言及します。生活習慣とはいいかえれば、総幼研の活動要素のひとつ「リズム」の中の律動に当てはまります。幼児の生活の根本をはじめ、子どもが真似をし「学ぶ」、親や先生といった大人自身も習慣を振り返る機会になる、そんな1冊です。

【15号】ことばの力 言語日課が培うもの

【目次】
1 言語日課のねらい
2 カードあそびは脳のウォーミングアップ
3 カードあそびは先生と子どもの心の対話
4 右脳教育ではなく、左脳・右脳同時教育
5 脳機能を鍛える言語日課
6 園と家庭は両輪の輪

【発刊】 2016年11月
【著者】総合幼児教育研究所
【発行】総合幼児教育研究会

【キーワード】カードあそび、啐啄同時、脳機能、両輪の輪、環境

【概要】28頁
「言語日課」とくに本書ではカードあそびを中心に取り上げ、活動の基礎基本を紐解きます。当会がカードあそびと呼ぶ理由は、先生と子どもの「コミュニケーションツール」として位置付けている特徴があるからです。
声と共に先生が一人ひとりに向ける視線とそれにこたえる子どもたちの視線の呼応。つまり、カードをくると共に声を出し、視線を重ねるという応答は先生と子どもが心を重ねる瞬間です。

【14号】「情」を育む音楽教育

【目次】
「情」を置き去りにしてきた教育
1 抒情歌を手がかりに
「情」の種を蒔く
子どもの情緒は単純か
意味ではなく、情感を与える
やさしい声を出す
2 生命と音楽
リズム・メロディ・ハーモニー
3 幼児期の脳の特性から
教えないことと、放任することは違う
無意識の時代
自意識の芽生え
幼児教育は右脳教育
4 愛情にみちた環境を
仲間と共に歌う
世代をこえて「情」を分かちあう

【発刊】 2016年2月
【著者】秋田光茂
【発行】総合幼児教育研究会

【キーワード】抒情歌、普遍性、身体化、ハーモニー、フレーベル、模倣

【概要】32頁
総幼研では三位一体「知・情・体」の幼児教育をたいせつにしています。今回はその中の情に特化し、具体的な抒情歌活動を切り口に展開していきます。また抒情歌の定義は、一般的に作者が主観的な心象を強くあらわしたうたの総称であり、懐かしさ、あこがれ、愛しさ、願い、慈しみといった、ある種の普遍性をもつ情感を歌ったものとします。子どもたちのやさしく生きる「情」をはぐくむということをテーマに書かれた本です。

【13号】子どもの脳がよろこぶ総幼研教育

【目次】
1 脳科学は総幼研教育をどう見たか
2 子どもの脳はよろこんでいる
3 知・情・体のトライアングル
4 子どもの自律神経を鍛える
5 瞑想とメリハリ
6 カードあそびは先生と子どもの心の対話
7 「我を忘れる」ほど、脳はリラックスする
8 総幼研教育が目指す子ども像

【発刊】 2015年9月
【著者】総合幼児教育研究所
【発行】総合幼児教育研究会

【キーワード】 脳科学、研究事業、瞑想、カードあそび、主体性、集団教育

【概要】28頁
当会が専門家と共に行った2つの研究事業の結果を踏まえ、脳科学的な側面から、改めて総幼研教育を考えます。今回、実験が行われた「瞑想」「カードあそび」といった活動を中心に、子どもたちにとってどのような効果が見られたのか、またカードあそびとフラッシュカードのちがいなど、研究結果を振り返り、エビデンスをもとに深めていく、そんな1冊です。

【12号】体育ローテーションがはぐくむもの

【目次】
「体育」と「音楽」は教育の根源
二足歩行が大脳発達を支えた
身体を軸に精神が育つ
本性が求める「動き」
流れの中で個が構築される
体育ローテーションが人間性をはぐくむ
結果ではなく心を見つめる
園がひとつになる機会

【発刊】 2014年12月
【著者】秋田光茂
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】律動、習慣、社会性、快、潜型の教育

【概要】32頁
総幼研の特徴ある活動「体育ローテーション」の意義やねらいを人間の発達や進化の観点から考えていきます。また、活動自体の実践内容や考え方についても取り上げ、みんなといっしょに動く楽しさについての理解も深めていきます。

【11号】「つよいあたま」が育つ総幼研教育

【目次】
「つよいあたま」は「生きる力」
幼児期にしか育たないもの
「育てる」のではない。自ら「育つ」
幼児教育は「潜型」
知性と精神のかかわり
「生きる力」の上に個性は育つ
「生きる力」は燃えて増幅する

【発刊】 2014年6月
【著者】秋田光茂
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】たくましい脳、生きる力、自ら育つ、潜型、本物

【概要】32頁
「総幼研教育活動が願うのは、幼児の知的発達ばかりではない。精神性の発達も、身体の発達も含んだ、人間としての総合発達を目指すからこその『総合幼児教育研究会』である」。
今回は総合発達、本書をもとにいいかえれば「生きる力」を中心に書かれています。総幼研の会員園が取り組む総幼研活動は1日の保育時間の一部ですが、幼児期にとって重要なことが盛り込まれています。また、それらが総幼研活動に限らず、全活動につながっているということを気づかせてくれる、そんな1冊です。

【10号】楽しい「日課」がはぐくむ力

【目次】
はじめに
日課の順序
言語日課で共感をはぐくむ
できるできないを評価しない
ベースは生活習慣
心を合わせる音楽日課
同じことが心を安定させる

【発刊】 2013年12月
【著者】総合幼児教育研究所
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】日課、共生、強化、開発、生活習慣、感覚回路

【概要】32頁
体育日課、言語日課、音楽日課を総合した「日課」を取り上げます。総幼研における日課の教育的な意義や本質について、また子どもにとって安心や情緒の安定につながる活動であることが確かめられます。
先生やみんなといっしょに楽しいことに打ち込んでいると、いつの間にか様々な力が身についている。それが総幼研の日課活動であり、目に見える成果を求め、教える構えをもつのではなく、たいせつなのは「子どもの主体性」なのだと気づかせてくれます。

【9号】共感と共生

【目次】
1 経験以上に育つものはない
2 放っておいてはいけない
3 発達と成熟
4 脳成熟のベクトル
5 欲求を経験に導く
6 喜びが脳をはたらかせる
7 学びあいの集団活動
8 共感の発達は教育の目的
9 人間の生命はつながっている

【発刊】 2013年6月
【著者】秋田光茂
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】経験、五感、環境、自ら育つ、本能的欲求、仲間、手段、目的

【概要】36頁
本書では幼児期における経験のたいせつさを中心に展開されていきます。総幼研教育全体の活動についても触れながら進んでいきますが、体育ローテーションや言語日課など、各活動の詳細については省略されていますので、既刊のブックレットを読まれたあと、もしくは併用された方が読みやすいです。
「放っておいてもいけない」「教えてもいけない」。総幼研教育における「共感と共生」という大きなテーマをまとめた1冊です。

【8号】総幼研の集団活動

【目次】
1 総幼研における集団活動の意味
2 子どもは集団を求める
3 脳は総合的にはたらく
4 途上の脳に必要なこと
5 子どもは自分で自分を育てる
6 発達願望がすべての前提
7 集団自立が個の自立を促進する
8 一体感は社会性の基礎

【発刊】 2012年11月
【著者】秋田光茂
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】個、集団、無意識的学習、模倣、共鳴、共感、共生

【概要】32頁
テーマは集団。人間の進化や脳といった側面から考える集団をはじめ、当会の日課活動の3要素「動き、ことば、リズム」について、各活動を集団で行うことによって幼児期にどのような意味があるのかを取り上げます。
総幼研における集団とは「常に個の活性を引き出し、磨く『場』」として存在します。すなわち、『個』の発達のために『集団』の活動は欠くことができないということなのです。

【7号】園生活の花 総幼研の園行事

【目次】
1 総幼研園は行事が多い
2 園行事の位置づけ
3 「快」を求める
4 親の承認の機会
5 日課活動の充実が行事を増やす
6 表現活動のポイント
7 何のための行事か
8 みんなで育つ
9 親と子、園の連帯をはぐくむ
10 秩序ある創造性を

【発刊】 2012年6月
【著者】秋田光茂
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】園行事、みんなで育つ、相互の連帯感、見守る、集団表現

【概要】36頁
「総幼研園は園行事が多い?」という疑問から、園行事という視点から総幼研教育を考えます。本書では、園行事が子どもにとってどのような体験の機会になるのかということはもちろん、毎日続ける日課活動自体もまた子どもたちにとっては重要な表現活動のひとつであるということを教えてくれます。

【6号】総幼研の言語日課

【目次】
1 日課活動の位置づけ
2 脳を日々刺激する
3 すべての基盤は日課から
4 新皮質は人間の脳
5 小学校の先取りではない
6 教えてはいけない
7 子どもが求めるもの
8 言語日課のテンポ
9 構えが邪魔をする
10 共生感覚をつちかう
11 声は感動を呼ぶ
12 自立のための集団
13 三位一体の意味

【発刊】 2011年11月
【著者】秋田光茂
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】日課、課題、表現、新皮質、テンポ、共感共鳴

【概要】36頁
カードあそび、音読、暗誦、素読など、「知」の発達に深くかかわる言語日課の活動は、はじめて総幼研教育を見た方にとって、早期教育と誤解を招くこともあります。本書では、そういったすれ違いを丁寧に紐解き、活動の表層だけでない子どもたちにはぐくまれる力、また当会におけるねらいを取り上げます。
「小学校の先取りではない」「教えてはいけない」「心にも身体にも深くかかわる活動」それが言語日課なのです。

【5号】生活習慣とリズム

【目次】
1 リズムと子ども
2 人は道を歩く
3 自由と放縦
4 目によらしむべし
5 生活リズムをととのえる

【発刊】 2011年7月
【著者】秋田光茂
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】自由、生活リズム、生活習慣、模倣、感情優位、福沢諭吉

【概要】32頁
4号などの音楽リズムとは異なる「生活リズム」という大きな枠組みから、幼児の生活の根本を考えます。よく食べ、よく動き、よく眠る。そういった家庭のリズムも含めた生活習慣が整うことにより、園生活も充実したものになり、子どもたちは安定するといことに気づかせてくれます。
また、口で教えるのではなく、模倣を通した学びのたいせつさについても扱った1冊です。

【4号】発達が求める音楽リズム

【目次】
1 リズムとは何か?
2 音楽のもつ意味
3 感情と音楽
4 既成概念にとらわれない
5 抒情を歌う
6 右脳を育てる活動

【発刊】 2010年11月
【著者】秋田光茂
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】躍動感、安定した心身の構築、リズム、抒情歌

【概要】32頁
音楽活動を中心に、その基礎を支える「ことば」や「うごき」についても言及しています。五感を通して、自分自身の感覚として身体化していく活動ともいえる「うた」。幼児期の子どもたちにとって、意味理解以前の感性をはぐくむことがまずは重要である、そう私たちに教えてくれる本です。

【3号】子どものからだを考える *在庫無し

【目次】
1 すべては身体からはじまる
2 原点は二足歩行
3 身体から知性が育つ
4 自然に育つ、自然が育てる
5 体育ローテーションの意味
6 体育ローテーションが育むもの
7 生きがいを増幅する

【発刊】 2010年6月
【著者】秋田光茂
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】 二足歩行、身体性の発達、自然、仲間、機能快、モンテッソーリ、知的吸収エネルギー

【概要】32頁
狭義の体育に絞れない幼児期の「うごき」をテーマに、子どもの身体の発達といった広い視点で当会の教育活動を深める内容となっています。当会の特徴的な活動である「体育ローテーション」の意味はもちろんのこと、人間の根源にある「うごき」について人間の進化の過程にもふれながら学んでいきます。

【2号】ことばの教育とは何か

【目次】
1 ことばは人間である
2 発達願望に応える
3 無意識の教育
4 よろこびを引き出す教育
5 機能快とは何か
6 教えない教育
7 よろこびは活動の泉

【発刊】 2009年11月
【著者】秋田光茂
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】遊び、ことば、無意識下の学習、人間の根源

【概要】32頁
当会の「ことば」の活動について言及した1冊。幼児期における「ことば」としてたいせつなのは、どういったものなのか。そもそもの人間の発達に焦点を当て、それを土台に当会の活動が展開されていることを改めて知ることができる内容です。

【1号】総幼研宣言と総幼研

【目次】
1 宣言が語るもの
2 科学的とは何か
3 内蔵するもの、とはなにか
4 動きとことばとリズムとはなにか
5 内なる自然
6 教えない教育
7 教育の語源は「引き出す」

【発刊】 2009年6月
【著者】秋田光茂
【発行】総合幼児教育研究会
【キーワード】総幼研宣言、実践的、科学的、教えない教育、環境、脳

【概要】32頁
ホームページにも掲載されている『総幼研宣言』。総幼研の先生方に馴染みのある、この宣言を取り上げ、総幼研イズムのエッセンスをひとつずつ説明した1冊。
本書は、総幼研という団体が掲げる目的やねらいなどを知る基礎基本の入門書ともいえます。

 

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