令和2年度 オンライン研修開催報告(実技研修 配信1)

従来の集合研修の開催中止が決定した第1回理事会後、会員園の先生方の安全を守りながら「学びの持続」を図っていくために、オンライン研修の取り組みがはじまりました。

令和2年度のオンライン研修としては、「動画配信の形式」「園単位のお申し込み」にて実施され、合計5つのプログラムが配信されました。なお、公開期間については、各研修会の例年の開催時期および各園における行事変更をはじめコロナ対応の状況を考慮して設定されました。

動画配信は各公開日より順次公開され、令和3年1月6日をもって、全てのプログラムが動画公開期間を終了しております。
今回の記事では実技研修 配信1の概要をご報告いたします。

■実技研修 配信1
動画公開期間:令和2年6月15日~令和3年1月6日
講師:岡田都世子(総幼研インストラクター)、浜田智峰(総幼研インストラクター)

研修の概要:
・日課活動のねらい
・日課体験(年少 3歳児、年長 5歳児)
・黙想、あいさつ、日付、今月の目標、出席調べ、口の体操、カードあそび
・暗唱、詩集、音読、リズムパターン、百玉そろばん

実技研修の配信1は「基礎編」として位置づけられ、総幼研教育の柱である日課活動のねらいを丁寧に振り返るという内容からはじまりました。「継続的」「反復的」に日課活動を行う理由のひとつとしてキーワードになっていた「安心」ということば。他にも、子どもたちが自分の成長に気づいたり、自信を深めることにもつながっているといった理由があげられていました。
日課体験では講師が先生役になり、以上児クラスの内容と流れを学びます。そして、体験後のねらいやポイントの振り返りでは、以上児だけでなく全学齢において押さえておきたい、日課活動における基本的事項が確認されました。
また、全体を通して言語日課を中心に深めていくといった内容でした。

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