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秋田光彦会長の教育コラム共鳴、共感、共体験
園とは集団生活の規範となるものですが、集団とは単に人と人が寄せ集まったものではありません。 集団が仲間の連帯感を強め、協調していくには、たいせつな絆となるもの、共鳴、共感、共体験が必要です。 明治大学の石川幹人さんの「人は感情によって進... -
秋田光彦会長の教育コラム映画「そして父になる」。なぜ子役はあんなに自然体なのか。
映画「そして父になる」を鑑賞しました。カンヌ映画祭で受賞し、一躍話題となった映画です。さすがの完成度で、見応えのある「ホームドラマ」でした。 映画の内容については別に任せるとして、私がそれ以上に感心したのは是枝裕和監督の子役の使い方につ... -
秋田光彦会長の教育コラム大工の棟梁はなぜ教えないのか。教師の愚直さについて思うこと。
以前ある新聞記事で、宮大工における内弟子養成の経緯を読んだことがあります。その極意は、ずばり「教えないから伸びる」。職人は頭では考えない、身体から入る、といわれます。この世界で中卒程度の弟子入りが最適といわれるのは、大卒者は身体ができて... -
秋田光彦会長の教育コラムみんなで食べるからおいしい。給食と食育
人生80年、生まれてから80歳まで食事の回数は、何と8万回になります。豪華なグルメは別にして、食べることはつまり生きること。そして、食は何より家族や親しい仲間とともにいただくものであり、生きがいでもあります。家庭の食事は、お母さんの手作りの... -
事務局レポート北関東・つくばで教研大会~30年ぶりに故郷へ~(7月26・27日)
夏いちばん、総幼研年間で最大の研修会である教育研究大会(教研大会)が、去る7月26・27両日、茨城県つくば市およびその近辺で盛大に開催されました。近年最高となる全国から96園591名の参加者が集い、熱意あふれる学びの場となりました。 総幼研は昭... -
秋田光彦会長の教育コラム心身一如。子どもの運動と脳の発達。
運動と体育の意味の違いとは。 運動は全身を楽しく動かすことで、体育は健康や体力増進のための教育をいいます。私が園長を務めるパドマ幼稚園(以下当園)にも体育の先生がいますし、体育レッスンがあるのですが、しかし、小学校のような科目として体... -
事務局レポートたくましい心身を育む。体育実技研修会、終了(7月6日)
子どものやる気を引き出すために総幼研活動の体育実技について学ぶ、「体育実技研修会」が、去る7月6日、大阪・パドマ幼稚園(近畿会場)にて開催、近畿支部会員園から23園74名の先生方が参加され熱心に受講されました。今年度体育実技は、北関東、関東... -
事務局レポート子ども目線を経験しよう、実技研修会②、終了(7月6日)
自らをふりかえる機会に去る7月6日、「総幼研実技研修会②」が東京・みのり幼稚園で開催、関東一円から19園59名の先生方が参加されました。今回の実技②は、進級児(4・5歳児)担当の先生を対象に、総幼研日課活動や課題活動についてそのねらいと実際の指... -
事務局レポート実践ビジネスマナーを学ぶ。スキルアップ研修会(7月6日)
知っている≠できる 去る7月6日、東京・みのり幼稚園で「総幼研スキルアップ研修」が開催、総幼研会員園6園27名の先生方が参加され、4地区で総数70名の先生方が参加されました。 昨年まで「指導者トレーニング研修」として実施してきたものを改称、おな... -
秋田光彦会長の教育コラム幼児教育の社会的プレゼンスを上げなくてはならない。
生まれて間もない子どもの成育は、親だけでは万全ではない。家庭という内部と、幼稚園なり保育園という外部があって、はじめて発達の両翼が揃う。子は、生まれて以来慣れ親しんだ親元を離れて、園という世界に出向き、そこで生涯初めての他者と出会う。他...