オピニオン

ここでは、総幼研教育に携わる先生の元気マガジン『エブリー』巻頭インタビューでのお話を中心にご紹介しております。

子どもの代弁者たれ。日本初の「こどもホスピス」の挑戦。

公益社団法人 こどものホスピスプロジェクト 副理事長
原純一さんに聞く

大阪市の北東、花博記念公園鶴見緑地。この一角にプールやグラウンドといった地域住民の憩いの場に抱かれるように「TSURUMIこどもホスピス」はある。日本ではじめてのこどもホスピスである。一般にホスピスと聞くと、終末期医療として緩和ケアを行う病棟であり「看取りの場」というイメージかもしれない。だが、ここは違う。生命を脅かす病気を持つ子どもたちでも、友だちと遊んだり、勉強したり、お泊りしたり……そんなあたり前にも思える経験ができる場所。子どもたちの「やりたい」を「できた!」に変える場所である。
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子どもの頃の不思議な世界や感覚を取り戻そう。

絵本作家
市居みかさんに聞く

今回は、創刊号からEVERYの表紙を描かれている絵本作家の市居みかさんです。
朗読会やワークシップなど幅広い活動に取り組まれている市居さんですが、その原点は、ご自身の子どもの頃の体験にあると振り返ります。そして、一見何気ない出来事でも人生がかわったり、自分を好きになれたり、子どもの頃でしか味わえないような様々なことがあったといいます。…続きを読む

客観的な視点から捉えることで、見えてくるもの。

京都大学大学院文学研究科准教授
森口佑介先生に聞く

自らが高校生の時に出てきた『キレやすい若者』という社会問題から芽生えた学問的な好奇心が、現在の学びの原点であったといいます。今回は娘をもつひとりの親として、また客観的な研究データを通して考える研究者としての立場から、いくつかのお話を伺いました。私たちの社会生活に欠かせない「自分をコントロールする力(実行機能)」についてのお話をはじめ、多角的な「ものの見方」などといった保育へのヒントをお届けいたします。…続きを読む

保育も、プライベートも、余裕を持つことで より輝いてくる。

こどもプラスホールディングス株式会社代表取締役・博士 栁澤弘樹先生に聞く
平成25年度には総幼研の脳内活動計測実験をご担当いただき、過去の研修会では講師として、運動あそびや心の発達をテーマにご登壇くださいました。今回はそんな栁澤先生にご自身の活動を振り返っていただき、現在の思いや展望を伺いました。目まぐるしく変化する時代の流れや人の成長に関するお話をはじめ、保育に携わる方々へ通じる日常のヒントをお届けいたします。…続きを読む

AI時代は より人間らしく、直感を信じて、ハッピーに生きよう。

株式会社働きごこち研究所代表取締役
藤野貴教先生に聞く

AIといったテクノロジーが進化する中で、どのようにしたら人は幸せに働けるのでしょうか。今回は、「テクノロジーの進化と人間の働き方の進化」をメインの研究領域とされている、株式会社働きごこち研究所代表取締役 藤野先生に、ご自身の体験も踏まえながら、これからをハッピーに生きるヒントをお伺いしました。…続きを読む

耐えずにうまく調整し続けることが力になる

園田学園女子大学人間健康学部教授
荒木香織さんに聞く

ラグビー日本代表のメンタルコーチとして4シーズン携わった荒木香織さんは、スポーツ界におけるフィジカルだけでない、メンタル(心理的な)面の重要性を説かれ、現在も園田学園女子大学の教授として、次世代の専門家育成に注力し、ご活躍されています。…続きを読む

聞き手に届ける 「こえ」の響き、「ことば」の力

落語家
桂文我さんに聞く

全国各地で、年間約300回の落語会「桂文我独演会」「桂文我の会」を精力的に開催されている、桂文我さん。ご自身が幼少時代に落語に触れ、落語家を志した経験からはじめられた親子を対象にした落語会「おやこ寄席」は、1992年から今日に至るまで、大変好評を博しています。…続きを読む

幼児教育を通して国際交流を考える。

福山市立大学教育学部児童教育学科教授
劉郷英さんに聞く

劉郷英先生は幼児教育・保育の専門家として、東アジアの多文化共生社会への転換期に、多言語・多文化環境における幼児の言語発達の研究や、幼児教育・保育の国際比較などの研究をされています。…続きを読む

脳のデータから 見えてくる よりよい子どもの 育てかた。

東北大学加齢医学研究所教授
瀧靖之先生に聞く

瀧靖之先生は、東北大学病院加齢医学科長として画像診断に携わりながら、のべ16万人にもおよぶ脳のMRI画像を用いたデータベースを作成し、認知症や加齢に関する脳のメカニズムを研究されています。…続きを読む

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