令和2年度 オンライン研修開催報告(体育実技研修 配信1)

従来の集合研修の開催中止が決定した第1回理事会後、会員園の先生方の安全を守りながら「学びの持続」を図っていくために、オンライン研修の取り組みがはじまりました。令和2年度のオンライン研修としては、「動画配信の形式」「園単位のお申し込み」にて実施され、合計5つのプログラムが配信されました。今回の記事では体育実技研修 配信1の概要をご報告いたします。

■体育実技研修 配信1
動画公開期間:令和2年6月29日~令和3年1月6日
講師:伊藤梨香先生(パドマ幼稚園体育講師)、日昔尚雄先生(パドマ幼稚園体育講師)

研修の概要:
・講義「総幼研の理念と体育ローテーション」
・実技「模倣運動」
・実技「マット運動」
・実技「鉄棒運動」
・実技「跳び箱運動」

体育実技研修の配信1は「基本編」として、2~3歳児と4~5歳児クラスに共通する理念や心得などが多く収録されていました。
講義では「幼児教育は感覚教育」であり、「ことばで伝えるよりも、先生の真似をしながら、楽しく体を動かしていくことで、感覚が磨かれていく」といったように、日課活動を体育目線で紐解き、体育ローテーションを楽しむための心得を中心に確認していきました。
実技を学ぶ場面では、2~3歳児クラス、4~5歳児クラス共通のプログラムとして、講師の先生が子ども役と先生役になり、「マット運動」「鉄棒運動」「跳び箱運動」といった種目の運動を段階的に学んでいく内容でした。安全に子どもたちの活力や意欲を引き出すための、適切な助言や正しい補助法について考え、運動のポイントや補助のコツを深める研修でした。

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