教育論– category –
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教育論変わる研修のカタチ。 グループワークが意図するもの。
■保育者は何を学んでいるのか2月の全国公開保育では、午後の時間帯を使って、参加した保育者によるグループワーク(以下GW)がありました。あらかじめ用意して、同じ学年の担任同士が車座になって、総幼研の「先生としての心がけ」や、またいくつかの主題... -
教育論継承と変化。 園長の「信念」が子どもの未来を変える。
■日課は、ビシッとさせることではない2月14日、パドマ幼稚園にて総幼研フォーラム・全国公開保育が終わりました。今回も全国から100名ほどの先生方にご参観いただきました。通算30回目となるそうですが、中には十何年ぶりの見学という先生の姿もありまし... -
教育論支部公開保育終わる。 幼児教育施設はローカリティ醸成の拠点。
■模倣・反復から挑戦・探究へ駆け足で行く秋と並走するように、公開保育研修会が開催されました。その歴史は古く、コロナの間こそ休止となりましたが、発会当初からはじまり、支部制度ができてからは毎年4支部を巡回して、このたび通算150回(近畿支部)... -
教育論本当のクリエイティビティとは何か ―自らの専門性を問い直す―
■ノイズなき探究はない私ごとですが、10月19日の幼稚園の行事「アート祭」と同時に、隣接するお寺・應典院内で一般向けに「極楽あそび芸術祭※1」を催すこととしました。こちらは若いアーティストの作品展で、事前に園児とも交流して、いろんなアイデアを盛... -
教育論インスタと子ども理解。 園が作り出すソーシャル。
■選ばれる園の成否を決める政治も経済もS N Sなくして活動がはじまらない時代です。教育も同じ。特に幼児教育では園の情報発信ツールとして、必要不可欠な存在となりました。パドマ幼稚園では比較的早くからS N S に取り組んでおり、3年前からはインスタ... -
教育論総幼研の不易と流行、 世代を超えて受け継がれるために。
■先代会長、最後の舞台間もなく総幼研40周年記念の園長研修会が開催されます。ちょうど10年前、30周年の2014年には先代会長秋田光茂先生が逝去しています。時の流れに、感慨深いものがあります。思い出に強く残るのは、同年6月に横浜で開催された園長研修... -
教育論訂正する力。 総幼研を内部からどう見直すか。
■異変ぶくみ?の公開保育2月早々に、恒例のパドマ幼稚園の公開保育がありました。コロナ禍で一回だけお休みがあった以外は、総幼研の「原点」を見学していただく趣旨で、毎年続けてきました。しかし、このたびは異変ぶくみ? な公開保育であったかもしれ... -
教育論客観性と経験と。エピソードが見出す価値。
■エビデンスは万能か時々ですが、パドマ幼稚園には大学教員から研究協力の要請を受けることがあります。アンケートによる統計調査も多いのですが、最近は測定機器を使ったデータ収集という手法も多く見受けられます。子どもたちの運動機能を体組成計や心拍... -
教育論身体の共鳴。アフターコロナの総幼研、動く。
■事務局長の会員園訪問コロナ5類以降、本部事務局の動きが活発になっています。総幼研ハンドブックにある「指導方針」や「先生の心得10か条」の見直しや、それに伴う専門部会や小委員会の開催など、今年後半は通常以上に活性化が進んでおり、裏方で資料の... -
教育論試金石なる実習生。人材不足緩和へと繋がるもの。
■凹みと気づき新年度の採用試験の面接でのこと。養成校出身の4回生と卒論の話になり、内容を尋ねてみました。なんと「(幼稚園)教育実習の負の実態」だそうで、その動機が「先輩や同輩が、教育実習を終えて凹んで帰ってくるから」だったとか。「実習に行っ...